52-Poet of the Fifth Dimension 五次元歌人---Sophia1
52 衝撃波 薄闇のなか突き抜ける そろり踏み出づる冬枯れの野へ a shock wave running through the grey zone carefully I take a step into the desolate wintry field 🄫 Rika Inami 稲美 里佳 ------------Story-------------- 52 .. . 前回51より ソフィア: 友よ、これをタイミング良く、あなたが受け取ってくれればと願っています。これを送った後すぐに、たぶん、私は1、2時間休眠するとは思いますが(私の睡眠スケジュールは、病気治療の錠剤を服用することに必要なことです。そして、それは日中に 5 回とることになっていて、一度に2~ 3 時間以上眠ることはめったにありません。) 今日子: こんにちは、ごめんなさい、今、私はちょっと忙しくて、生徒に英語を教えています。 ----- ----- ----- ----- ソフィアと私とのチャットは、このようにして始まった。 ソフィアとのチャットは、あの晩秋の日のベンとの会話を終えてから間もなく始まった。チャットで使用されたアプリは、ベンとの会話に使っていた無料電話通信アプリ S ではなく、 SNS の Y のユーザーがよく使っていたユアトーキングであった。 SNS の Y 上のプライベートメッセージのやりとりで、チャットの付き合いもしてみようということになってはいたが、そのスタートは私には唐突であり、少し慌てた。というのは、そのとき、私は丁度、高校生にプライベートに英語を教えていた。さっと目を通した限り、ソフィアが使う英語は、ベンとのチャットで使われていた英語よりも一文が長く、私にとっては手ごたえがあった。夜の 8 時過ぎのことであった ------- English from Previous 51 ----- Sophia : ...