114--Poet of the Fifth Dimension 五次元歌人---New Life 1/ 新しき生 1

潔く葬るをよしとせざりきは業の深きか真なるからか
 
with grace
I haven't agreed that
I bury it--
is it because of
pit- karma or truth?

(C)2021Rika Inami稲美里佳

前回113より           はじまり

<新しき生 1>

　彼は、アニメ「ナルト」の１キャラクターであるマイト.ダイ(Might Die)の名前でやってきた。ソフィアが私をブロックしてから半年ばかり経った頃であった。多くの友だちのなかにあって、目立ったのは、彼のプロフィールアイコンが、ＡＩだったことだ。半身だけを描いたその体は、光沢を帯びた灰色をしていて、顔つきは一見して怖そうなゴツゴツしたＡＩだった。

彼は、初めの頃は、私が投稿した短歌や写真にナイスだけをさりげなく置いていった。そのせいか、私はほとんど彼に注目していなかった。が、コメントをしてくれるようになり、その作品を再共有しても良いかと断りのコメントを入れた後で、私のフォト短歌を作ってくれるようなことが何回か重なってから、私は、彼、科学者Ｓであると気づいた。つまりソフィアだ。当時、私はフォト短歌をつくることができなかった。

つづく

The Story in English From Previous 113       Start  

<New Life 1>

He came under the name of Might Die, a character from the Japanese animation "Naruto".  It was about six months after Sofia had blocked me. What made him stand out from his many friends was that his profile icon was an AI.  His prof icon was a half-length drawing of a shiny grey body, with a scary-looking, rugged AI face.  In the beginning, he only casually left Nice on my tanka and photos I posted. Perhaps, due to his such behaviours, I paid little attention to him.

 Since he started commenting on my tanka and photos and asked me if he could re-share my works, he made photo tanka for me, and I realized that he was S, that scientist. In other words, Sophia.  Those days, I couldn't make photo-tanka.

To be continued.


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